top of page

折れないように注意 中心結節

武蔵境の歯医者 しらかば歯科の秋本和宏です。


中心結節(中央結節)

 下顎第二小臼歯に好発する異常結節です。小臼歯、大臼歯にできる他に上顎切歯にできる場合もあり切歯結節といいます。モンゴロイドに多く、形態人類学的には重要な歯の特徴です。

 中心結節は折れやすく、折れた場合には歯髄腔の露出(露髄)や歯髄への細菌感染の可能性があります。そのため、中心結節が見つかった場合にはCR(プラスチック)で補強したり、少しずつ削り内部に修復象牙質(二次象牙質、補綴象牙質)が形成させる方法があります。


最新記事

すべて表示
ジルコニアについて

武蔵境の歯医者 しらかば歯科の秋本和宏です。 歯の修復に用いられる材料は、大きく金属(メタル)、レジン(樹脂)、セラミック(焼き物)に分けられます。歯科で用いられるジルコニアは焼き物として加工された二酸化ジルコニウムのことです。従来、セラミック素材は、見た目(審美性)、安全...

 
 
 
根が溶ける 歯根吸収

武蔵境の歯医者 しらかば歯科の秋本和宏です。 歯根が溶けることを歯根吸収といいます。 歯根吸収は生理的歯根吸収と病的歯根吸収に分けられます。生理的歯根吸収は乳歯が永久歯に生え変わる時に、乳歯の歯根が後継永久歯(生え変わる予定の永久歯)によって溶かされる現象です。病的歯根吸収...

 
 
 

Comments


bottom of page