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口腔アレルギー症候群

武蔵境の歯医者 しらかば歯科の秋本和宏です。


お口の中がムズムズする”口腔アレルギー症候群”

口腔アレルギー症候群は、花粉アレルギーを持つ人が特定の食品(野菜、果物、豆類)を摂取した際に発症し、喉・口の痒み、発赤、腫脹を引き起こすアレルギー性疾患です。通常は一時的で比較的軽い症状ですみます。症状が目に及ぶこともあります。  

これは、交差反応によるもので特定の花粉と特定の食物に含まれるたんぱく質が類似構造をもつためにおこります。口腔アレルギー症候群を起こしやすい食品の一例


※通常、生の野菜・果物を摂取した際に生じます。食物アレルギーとは異なります。


歯医者さんの手袋にも注意”ラテックス”アレルギー

天然ゴムの成分であるラテックスは、医療用グローブの材料として使用されています。ラテックスアレルギーは、バナナやキウイフルーツ、クリなどの果物と交叉反応を起こす場合もあるのでラテックス・フルーツ症候群と呼ばれる場合もあります。  

ラテックスアレルギーのある方は受診時に申告してください。なお、ディスポーザブル手袋には、ラテックス、ニトリル、ビニールなどがあります。



食物アレルギー

食物アレルギーは、特定の食物にアレルギー反応をする状態です。  

歯科材料としては、リカルデント成分(CPP-ACP)が牛乳由来です。リカルデント成分はリカルデントガムやMIペーストに含まれています。

特定原材料:7品目*食品衛生法による


卵、乳、小麦、そば、えび、かに、落花生(ピーナッツ)


特定原材料に準ずるもの:21品目


あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、アーモンド、 キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ゴマ、さけ、 さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、 まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン


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