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上唇小帯・舌小帯の病気

小帯

口の中には小帯とよばれる組織があります。

口唇小帯

 上唇小帯  上顎正中部

 下唇小帯  下顎正中部

舌小帯    舌下部

頬小帯    上下顎頬ー歯肉小臼歯部


舌小帯付着異常

舌小帯の付着が強い場合に舌の動きが悪くなり、滑舌(発音機能)や飲み込み(嚥下機能)などに問題を起こします。舌を前に突出させると先端が2又に分かれる(ハート型、分葉舌)のが特徴です。  

ナ行、ラ行、タ行の一部(タ、テ、ト、ダ、デ、ド)の発音があいまいになります。小学校にはいる前に手術の必要があるかを判断しましょう。  

当院ではレーザーがありますので、比較的楽に手術を行うことができます。


上唇小帯高位付着

上唇小帯は上顎の正中、左右乳中切歯・中切歯の間にあり、口唇から切歯乳頭に走っている線維です。通常この小帯は年齢とともに細く短く退縮していきます(※年齢とともに付着位置が高位から低位へ)。ただし太いままで中切歯の間が閉じないまま(正中離開)の状態の場合には切除手術を行う場合もあります。  

歯磨きの際には、仕上げ磨きでゴシゴシ磨いた場合に小帯を傷つけ歯磨き嫌いになることもあるので、小帯を避けるように左右分けてみがくと痛くなく磨けます。

上唇小帯裂傷

転んだりして上唇が引っ張られることによって上唇小帯が引きちぎれることにより起こる傷です。

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